静脈瘤の検査はカラードップラー超音波診断装置を 用いた血管の画像診断と血液の流れる速度波形などから、 静脈の閉塞や開存、穿通枝の大きさや部位を調べます。
下肢静脈瘤の原因としては長時間の立ち仕事、肥満、女性では妊娠などが負担になり、静脈の弁が壊されてしまい、血液の逆流が生じて流れが悪くなり、足のうっ血を起こしてしまいます。このうっ血が静脈瘤を作ると考えられていますが、遺伝子が関与しているという報告もあり、現在でも解明されていないことが多いです。
下肢静脈瘤の形はぐねぐねと曲がりブドウの房の様な血管から、真直ぐなものまで、太さも指ぐらいの血管から、クモの巣のように細いものまで様々です。また、全く、皮膚の上から見えない静脈瘤もあります。
硬化療法とは硬化剤を注入することによって静脈瘤のある表在静脈を固めてしまう治療ですが、もし、足の中心を走っている太い静脈(深部静脈)から静脈瘤に流れる血管(穿通枝)が多い場合は硬化療法だけでは不十分で再発する事もあります。そのため、再発を予防し、硬化療法の効果を高めるために、その穿通枝の血管の部位に局所麻酔をし、約3〜5mm皮膚を切開し、血管をくくります。 足はすっきりと軽くなり疲労感も無くなります。そして、足もひとまわり細くなります。切開部も小さいため、ほとんど目立ちません。固まった静脈瘤は約2〜3ヶ月で自然吸収して無くなります。 この治療は外来の通院で行うことができます。入院の必要もなく普段の生活、働きながらもできますので忙しい方でも気軽に受けていただけます。
是非、下肢静脈瘤は言うまでもなく、足が浮腫むとお感じの方は一度ご相談下さい。